東京トホトホ

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なんと80分待ち

東京・六本木にある新国立美術館
ミュシャ展を観てきました。
新国立美術館
あのうねうねしたガラスの建物です。建築としてもとても見応えのある建物ですよね。
入るなり、一番最初の部屋に一番大きな絵が展示されていました。

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このフライヤーでも使用されている作品です。正直、これだけでも行く価値はあります。とにかく素晴らしい作品でした。大きく、迫力のある作品でした。
なので、これだけ目当てでも充分です。
天への祈る力が伝わってくるように感じました。
絵を観ていると不思議と祈るパワーが共鳴するというか、心にドシンとくるような感じがしました。
強く願う、祈るという行為が大きな存在を生み出しているようにも思えます。
神が先か、祈るのが先か、、、ということを考えてしまいます。

私が面白いなと思ったのが、習作の一部の展示です。
完成された絵はとてもとても大きな作品ですが、習作の一つ一つはとても小さい(3㎝)人などが小さいノートに数人か書かれている様子です。
小さい絵が大きくなるスケールも個人的に楽しめるポイントでした。

実はミュシャ展が終わりに近づいているという事で入場が80分待ちで建物の外まで伸びている状態でした。(行く予定の方は、お気をつけて!)

しかし、このように美術館に列をつくる様子を見ているとまだまだ安心できますね。
アートを楽しむ心の余裕はとてもだいじですよね。
ぜひ、みなさん美術館に列を作ってみて下さい笑。というのは冗談ですが、上手く行かないときこそ遊びや余裕を大切にしてみてはいかがでしょうか。